トップページお気軽コラム>三菱大好き編集部員ツチヤが送るなんでもイベントレポート!
三菱大好き編集部員ツチヤが送るなんでもイベントレポート!

2011/07/25

関東三菱自動車販売都筑店グランドオープンイベントに突撃!
テストアンドサービスとコルトスピードもデモカー展示で大注目!

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

2011年7月16日(土)、17日(日)、18(月)の3連休に関東三菱自動車販売都筑店のグランドオープンイベントが開催されました。さらに、テストアンドサービスとコルトスピードも出展していたとあって、三菱フリークのボクのカラダが勝手に吸い寄せられましたというわけです。

今回リニューアルオープンした都筑店は、以前は「港北店」として多くのユーザーさんの信頼のもと20年間にわたり営業していました。そしてさらなるサービスの拡充をねらって店舗を一新。かつてはショールームとサービス工場が離れていましたが、新店舗ではお客様駐車場、ショールーム、サービス工場がすべてひとつの建物の中にオールイン。また、住所も移転し、横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台」駅から徒歩5分ほどとかなりの好立地。カーディーラーといえば大通りに面していて駅から遠いイメージがありますが、これならクルマを持っていない若い人たちも行きやすいはず!

イベントでは、フラワーアレンジや、ちびっこ向けのボールプール、ドリンクサービスにメープルカステラの屋台と、いろいろなコンテンツが盛りだくさんだったのですが、残念ながらボクがおじゃましたタイミングが悪くレポートできませんでした……。でも初日からかなりの大盛況で、お得意様以外の人や親子連れの人もたくさん訪れ、楽しんでいってもらったそうです。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

ショールームはまっしろで清潔感たっぷり。照明は時代にマッチしたLEDで省エネ&長寿命。これからこの広い店内に最新の三菱車がずらーっと展示されると思うとワクワクしてきます。もちろんキッズコーナーも用意されていたので、お子さん連れの方もばっちりです。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

ピット兼イベントフロアに向かうエリアには新車がズラリ。今後100年の自動車の歴史の先駆者となった「i-MiEV」、話題の「RVRローデスト」(個人的には標準のジェットファイターグリルが好き)、まとまり感と安定感のあるデザインがたまらない「デリカD:5」、三菱の永遠のフラッグシップカー(これも個人的意見)「パジェロ」。どれもすんごく魅力的。

そしてピット&イベントフロアへ……。

(C)ランサーエボリューションマガジン

普段はユーザーさんのクルマが整備などで入るピットに、あんなエボXやこんなエボXが3台も! どれも有名な3台ですね。血圧急上昇~。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

ピットの設備は、埋設式の2柱リフトが3基(収納時はもちろんフルフラット)と、検査ラインがひとつだ。タイヤチェンジャー&バランサーも完備で急なパンクなどにも迅速に対応してもらえそうです。

そして、エアホース、100V電源、リフトコントローラーは各ピットの上からリールでつり下げるように配置されていました。整理整頓にもなり、整備する側にしてもすごく便利だし足元がごちゃごちゃしないから、整備に集中できます。これ大事なことですよ。整備ミスの可能性を取り除き、クオリティの引き上げにも貢献します。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

そしてテストアンドサービスさんのブースへ。見ての通りラリーアート商品がたくさん。余談ですが、ラリーアートはなくなってしまったと思っている人が中にはいるみたいですが、「縮小」なのでグッズやパーツの販売は継続しています。ただ、やはり廃盤も出ているそうなので、買える時に買っておくのが得策かも!? ほかにもテストアンドサービスのオリジナルパーツも販売。スーパー耐久で培われたノウハウが詰まった、魅力的なパーツがいっぱいです。

今なら9月30日(金)までラリーアートコレクション全商品とエボ用ビルシュタイン車高調キットが20%OFFのスペシャルプライスでGETできるチャンス!(スポーツパーツは対象外なので注意ですよ。)

カタログで通販ももちろん便利でいいけど、こうして実物を手に取ることができれば、生地の質感や肌触り、パーツの重量感や構造なども確認できるからすごくいい。またどこかでテストアンドサービスの出展イベントがあればぜひ自分の目と肌で確かめてみるといいかも。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

大好評の「RALLI ART」カッティングステッカー。一度は廃盤になってしまったのですが、ファンの熱い要望にこたえて再販が決定したとのことです。7月22日(金)に正式販売ですが、今回のイベントで先行発売していました。

欲しいな~と思っていたら、スタッフの方がなにやら持ってきて、「これ、廃盤品の在庫最後の1枚なんです」即決ですよね。ついでに先行販売のニュータイプもお買い上げしました。パッケージの大きさが若干違うだけで、ステッカー自体のデザイン、サイズ、価格はまったく同じです。でも、裏面の表記が違うのです。「RALLI ART」表記が最後の1枚。「テストアンドサービス」表記が先行販売のものです。この違いを眺めながらニンマリするのがマニアってやつですね。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

本物のスーパー耐久マシンの登場です! オーラが違いますよ。バンパーやボンネットに刻まれた無数の小傷がシブいです。で、やっぱり気になるのが今後のスーパー耐久に関するゆくえ。昨年末のスポーツランドSUGOで行われたエボマガ・インプマのサーキットフェスティバル以来走行していないそうですが、機会があればいつでも走れるようにするし、チャンスがあればS耐にも……。「現場はいつでもやる気満々ですよ」とのことでした。

マシンのほうですが、この「バルディスポルト」のエアロパーツは「ヤマダ・デザイン」、つまり山田監督が長年のレース経験から打ち出した、実践での機能性を最優先に設計したエアロパーツ。カナードやフロントバンパー両端部の「エグレ」でホイールハウス周辺に負圧を発生させ、ホイールハウスの圧力を積極的に排出させることでフロントのダウンフォースを稼ぐように設計しているそうです。

室内に幾何学模様のように張り巡らされたロールケージ。はぁカッコいい……。ボクはアニメオタクではないのですが、「萌え~」とはこういう感じのことを指すのかなぁなんて思いました。

ボンネットももちろん機能優先。量産する際に業者さんとあれこれ打ち合わせをしたようなのですが、「造りやすさ」を犠牲にしても「機能性」を優先させたこだわりの品。

ブレーキは信頼性の高いブレンボ製をチョイス。どこのメーカーのブレーキも制動力はほとんど変わらないので、信頼性でブレンボにしたそうです。

マフラーは見ての通り極太直管。もれなく爆音が保証されています。都筑店の店長さんは「エンジンかけていいよ」と言っていたそうですが、テストアンドサービスのスタッフさんは「いや、お子さんとか本当に泣いちゃいますからやめましょう。」というくらい爆音。

余談ですが、テストアンドサービスさんいわく、4B11は4G63より断然パワーが出せるとのこと。アルミブロックとか、後方排気の熱溜まりなどはほとんど問題にならない。CTに比べ、重量のアドバンテージはあってもそれを十分凌駕するコーナリング性能をもっているとのことです。ただ、やはり重量ハンデがあるので、減速後の立ち上がりが多少もたつきます。そういったエボXの特性を理解することでより楽しく運転できるのではないでしょうか。

赤いエボXはテストアンドサービスのデモカー。ナンバー付きで、お店に行けばいつでも試乗できます。フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパーはS耐マシンとまったく同じもの。つまりS耐マシンのエアロは車検対応じゃないとダメってわけ(みんな知ってるよね)。

またまた余談ですが、AYCのメンテナンスに関してもアドバイスをもらいました。AYCのメンテナンスはオイル交換をしっかりすること。なのですが、AYCのオイル交換はMUT(三菱純正の自己診断テスター。アクチュエータの強制駆動などでも使用します)がないとできないと考えている人もいるようですが、それは油圧系統のオイル(トランクにあるリザーバタンクのやつね)の交換に必要であって、重要なのはデフ本体のオイル交換。こっちは通常のデフのオイル交換とやり方がまったく同じなので、DIYで交換できるのだ。サーキット走行などを楽しむユーザーさんなど、デフ本体のオイルをこまめに交換することでかなり壊れにくくなるそうですよ。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

コルトスピードさんのブースにも、こだわりのオリジナル商品がい~っぱい。スタッフには副社長(!)が来ていました。デモカーにはファントムブラックのエボXを展示。吸排気、ボディ、足まわりとこんなにチューニングされているのに、すべて車検対応、さらにディーラーで購入・取り付けができてしまいます。コルトスピードさんには、3月に関東三菱川口境橋店でのイベントでもおじゃましました。よかったらそっちのコラムもチェックしてみてください。

また、5月に厚木のショールームをリニューアルオープンしたとのことなので、東名厚木インターのすぐ近くなので遊びに行ってみてはいかが? エボマガ47号でショールームの記事が出ているのでそっちも要チェック!

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

コルトスピードのデモカーその2は「i」。スーパー耐久のエンドレスランサー同様のカラーリングを身にまとった、あきらかにタダモノじゃない雰囲気ですね。FUJI K4-GPに参戦するために製作したそうです。室内のロールケージはエンドレスがこのi専用にワンオフで製作したもの。マフラーはコルトスピードが製作したワンオフもの(iのマフラーはタイコの中に触媒が入っていて、製作も排ガス検査も大変!で量産断念とのこと……)。フロントブレーキはオリジナルの6ポットキャリパー! やっぱりただものじゃない。

いやぁやっぱり三菱ディーラーのカラーリングは抜群にカッコいい! 白ベースにシルバーとアクセントのレッド。こんなにセンスのいいカラーリングほかにはないです(何回か同じようなこと言っています)。この都筑店は店長さん含め、ランエボ好き&ランエボ所有のスタッフさんが多いので、時間があるときには話が盛り上がりそうです。で、すでに書いていますが都筑店は本当に駅から近いので、これからクルマを買おうと思っている、クルマに興味がある、買うまではいかないけどちょっとのぞいてみたいと思っている若い人たちも、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

そして、三菱車専門に魅力的な企画を提案してくれているテストアンドサービスさんとコルトスピードさんの動きにも、三菱&ランエボ好きならチェックは欠かせないですよね。

ということで、都筑店グランドオープンイベントレポートでした!

(C)ランサーエボリューションマガジン
土屋光司

土屋光司
Tsuchiya Koji
ランエボマガジン編集部員

昭和60年5月29日生まれのO型。福島県出身。地元の工業高校を卒業後、愛知県岡崎市にあった三菱自動車整備専門学校へ入学。2級整備士の資格を取得後上京し、三菱ふそうのディーラーへメカニックとして入社。営業職も経験し、2010年6月にランエボマガジン編集部へ。小学生の頃ハマっていたミニ四駆の大会でもらった景品が偶然エボⅢのプラモデルで、一番最初に覚えた車種。それから徐々にエボ&三菱好きに。三菱整備学校へ進学を決める時はリコール問題まっただ中で、高校の校長先生から「こんな時に三菱に行きたいとは、何を考えているんだ!」と怒られて、悔しくて悔しくてしょうがなかったことが忘れられない。現在はとにかく仕事の上達を目指し、あこがれのエボを手に入れるために奮闘中だ。

↑ページの上へ