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三菱大好き編集部員ツチヤが送るなんでもイベントレポート!

2011/04/20

大型トラックから軽自動車まで全部大好き!
そんなツチヤコレクションの中からレア(と思われる)アイテムを大公開!

(C)ランサーエボリューションマガジン

最近のモノや、わりと入手が簡単と思われるモノは抜きにしました。
「俺も持ってる!」とか、「別に珍しくないよ!」っていうのもあるかもしれませんが、大目にみてください(笑)
というこで家電も全部三菱電機にしたいななんて想像している重度の末期症状はさておき、ちょっとお付き合いください。

(C)ランサーエボリューションマガジン

まずはグッズ系から。左の「GO!GO!RALLY JAPAN」缶バッチは、2005年のWRC第13戦ラリージャパンに合わせて催されたキャンペーンで入手したモノ。三菱&ランサーにとって最初で最後のラリージャパンになってしまったのが残念でならないです。タマ数はけっこうあったかと思いますが大事に取っておきたいです。左の2つのピンバッジは三菱整備学校在学中にたまたまもらったモノ。詳細はいっさい不明です、スミマセン……。

(C)ランサーエボリューションマガジン

「アイ・ミーブ」の試乗でもらったトミカ。入手時期は記憶があいまいなのですが、ライト類がまだLEDではなかった時期の車両だったので、アイ・ミーブ発売のかなり前だったと思います。何気なく表参道の裏路地を散策していたら突然目の前にアイ・ミーブが。試乗できますという旨のノボリは出ていましたがかなりひっそりと展示してありました。どうやら三菱商事の催し物らしいです。

このとき初めてアイ・ミーブに乗ったのですが、最近乗った市販モデルよりも加速にパンチがあって楽しかった気がしました。ただブレーキが効かなくて怖かったです。市販モデルはモーターの制御をマイルドにしたのかな(たぶん)。ブレーキもローター径が拡大されていてしっかり止まるようになっていました。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

名実ともに大物です。入手経路はヒミツ……。前職を辞めるときに先輩からいただいた宝モノです。
07年モデルのFU型スーパーグレート、ウイングボディー仕様です。大迫力のキャブデザインはこれまでのトラックの常識を覆した流麗な仕上がりに。高い整備性やミラーステーにいたるまでぬかりなく設計された、まさに「機能美」の鑑というべき車両を、細部にわたり再現した43分の1スケールモデルです。

(C)ランサーエボリューションマガジン

三菱ふそう販促グッズたち。左上の円柱は、純正エンジンオイルのペール缶のデザインを忠実に再現したペン立てです。知っている人にしかわからなくて申し訳ないですが、本当によくできていておもしろいです。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

コツコツ集めているリーフレットや販促グッズたちです。それぞれに歴史があってあらためて眺めてみるとけっこうおもしろい。

2枚目の「まじめ まじめ まじめ COLT」のキャッチフレーズはなかなかのインパクトでした。初代は2002年に登場し、ブーレイ顔、セミオーダーメイド感覚のカスタマーフリーチョイスシステムの採用などで個性を主張していました。小さな改良を重ね続け9年目となった現在でもしっかり三菱の販売台数を牽引していますね。
ただ、正直なところ当時「CZ2」とあまりにもかけ離れたデザインで愕然としました。

3枚目。当時高校生だったボクは、「ラリーアートジャーナル」をもらうためだけに、よく学校帰り学ランでディーラーに寄っていたのはいい思い出です。右下のピンク色の詩が書いてあるモノはマウスパッドです。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

三菱自動車整備専門学校時代の品々です。残念ながら当校は2009年3月をもって閉校……。三菱自動車の聖地、愛知県岡崎市に位置していました(岡崎工場とはちょっと離れています)。広大な敷地内には学校のほかに全国の三菱系ディーラーのメカニックや営業マンの研修所も兼ねていました。

学生の時に撮っていた写真が残っていました。校舎は新しくぴっかぴかで、ディーラー同様に三菱のイメージカラーのシルバーとレッドを基調としたオシャレなデザインになっていました。

実習場は年季の入った大きな建物で、実習車がズラリと並んでいます。もちろんすべて三菱車! ミラージュやパジェロ・イオ、2tトラックといった車両はもちろん、パジェロ・エボリューションやグランディスなど珍しいクルマや最新のクルマまでしっかりそろっていました。卒業間際には、発売されたばかりのアウトランダーやアイなども即取り入れられていました。

大型トラックの授業もあり、敷地内の同乗走行など普段体験できないこともたくさんありました。

食堂につづくフロアには、展示コーナーがあり、本物のラリーカーや過去のモーターショーで展示されていたコンセプトカーが展示されていました。写真のギャランは、篠塚建次郎氏の名前の入ったまぎれもないホンモノです。ボンネットを開ければちゃんと当時の4G63エンジンが積まれています。バッテリーをつなげば今でも自走可能とのことでしたが、残念ながら在学中に見ることはできませんでした。ギャランの横に写っているミラージュアスティは、当時のカタログ撮影のためだけに作られた車両だとのこと。室内はロールケージが張り巡らされ、足まわりはノンサスで車高ベタベタ! 完全にフェンダーとタイヤが干渉し、さすがに走れないそうです。

パリダカのパジェロなども展示してあり、窓口のおじさんに頼めばキーを出してくれて、運転席に座ったりもできました。ちなみにこの学校の生徒は全国から三菱好きが集まるので「うおー、シノケンのシートに座っちゃったよー!」っていう光景は普通でした(笑)。
ヤンキーチックな人も「セルシオよりプラウディアかディアマンテっしょ!」っていう世界でした。

校舎内の小さな図書室には、整備解説書や電気配線図がぎっしり並んでいて、申請して持ち出すこともできました。もちろんランエボの整備解説書もあって大人気。
すばらしい学校だっただけに、廃校になってしまい本当に残念でなりません。

(C)ランサーエボリューションマガジン (C)ランサーエボリューションマガジン

左は、パリダカドライバーの増岡浩氏のサイン入りパジェロのカタログです。三菱整備学校での講演会の際に書いてもらいました。

右は、ディーラーでもらった冊子です。写真のような内容で21ページ構成です。実は詳細はよくわからないのですが、高校生のとき発売されたばかりのエボⅧをディーラーで見ていたら(明らかに学生だったのでほとんどの営業マンは近寄ってきません)、一人の年配の営業マンが来て「あまりにも熱心に見ているから特別にこれをあげるよ。本当は簡単にはあげることはできないんだけどね。」と言っていただいたモノ。厚めの紙でできたしっかりとした造りです。感謝・感謝です。

(C)ランサーエボリューションマガジン

まだまだ記憶に新しい、というか恐らく消えることのない記憶であろういわゆる「リコール隠し問題」。新聞の1面いっぱいを使った「謝罪」や、「報告」の広告。広告といっても、スリーダイヤのロゴは入っておらず、見過ごしてしまいそうなページでありました……。

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お気に入りの雑誌を3冊。左の本は、三菱マニュファクチャラーチャンピオン、トミ・マキネンドライバーズチャンピオンでWRC完全勝利した時の記事が載っている雑誌です。あのリチャード・バーンズも三菱で大活躍していた時代でした。シ・ビ・レ・ル!!

真ん中の本は、「リコール隠し問題」直後に発売されたモノ。テレビや新聞では連日「またも三菱が……」と異常ともいえるバッシングの嵐でしたね。ブームのように報道する車両火災のニュースを読み上げるナレーターは決まって最後に「なお、この車両は三菱製ではないとのことです。」と残念そうに付け加える。異常です。

右の本は、最近の本なのだが、三菱好きにはオススメの本です。岩崎弥太郎の九十九商会の成り立ちから、最新のRVRまでカタログを交えて細かく紹介していて、永久保存決定です。

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普段はなかなか見ることのないと思うトラックのカタログです。もっぱら商業用の車両ですが、内容は乗用車チックでよくできています。
あまり認知されていないですがトラックにもハイブリッドは当たり前のシステムで、キャンターハイブリッドでは発進はモーター、スピードが乗ってくるとエンジンが自動で始動、登坂路や加速時はエンジン+モーターアシストが入るという仕組みで、乗用車同様に低燃費走行が可能になっています。

また、トランスミッションも「INOMAT(イノマット)」という2ペダルのセミオートマミッションを採用、最適な自動変速でさらなる高効率を実現し、ドライバーの負担を軽減してくれます。マニュアルモードもあり、学習機能によってドライバーの癖に合わせた変速も可能。いわゆる「INVECS(インベックス)」とほぼ同じような機構がトラックにも備わっているのですね。

ちなみに最新のキャンターには、総輪ディスクブレーキを標準装備し、トラック初のデュアルクラッチ式自動変速トランスミッションの「DUONIC(ディオニック)」というシステムが採用されています。2つのクラッチを瞬時に切り替えることで伝達効率を高め省燃費を実現、変速ショックをなくし荷崩れを防ぐというモノです。

乗用車と同様、トラックも日進月歩しつづけているのですね。

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次はカスタム系のカタログ。ちなみにボクはブーレイ信者でして、グランディスのデザインが大好きなのです。面、線ともに最高です。エクステリアもインテリアもずーーーっと眺めていられます。ただ、難点をいえばフロアが高い、なぜか居住空間の圧迫感が強い、運転時Aピラーがすごく目につく位置にあるということですが、ぜひキープコンセプトで次期モデルを登場させていただきたいです。

このカタログ、ディーラーでもらったのですが、カスタムの内容がけっこう過激でどれもかなりかっこいい。で、なんとほとんどのパーツがディーラーで購入&取り付けが可能と書いてあるからオドロキだ。(オーリンズのページにはちゃんと「公道で使用できないパーツもある」と記載されています。)

やっぱりクルマは大径ホイールにシャコタンがかっこいい!! それをメーカー自ら推奨してしまうから、さすが三菱ですね。

クルマを選ぶ際、道具として優れているかどうかで選ぶのはとても重要。ですが、ときにはカスタムするという遊び心を取り入れてみることで、クルマをもっと好きになれると思います。

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最後に、ビニール袋にもその時代それぞれの特徴があります。おもにキャッチフレーズをプリントしてあります。

1枚目。2000年から5年間にわたり使用された「Heart-Beat-Motors」は一番好きなフレーズ。「エリック・クラプトン」の「レイラ」のBGMでおなじみのテレビCMが逸品でした。ちょっと汚れています。

2枚目は2005年から2008年に使用された「クルマづくりの原点へ。」。リコール問題も一段落してここからいざ再び立ち上がろうという意気込みを感じました。

3枚目は最近のCMでもおなじみの「愛着トリオ」が全面にプリントされています。キャッチフレーズは「Drive@earth」です。

 「ドライブ アット アース」には、「地球を走る・地球と生きるをテーマに、地球環境に配慮しながら、地球上のさまざまな地域のお客様に走る歓びを提供する。」という三菱自動車の約束と決意が込められています。(三菱自動車ホームページから抜粋)

とのことです。アイ・ミーブやランエボⅩはまさにそれを具現化したものといえるのではないでしょうか。

以上が今回紹介するコレクションのすべてです。気づいたかもしれませんが、ほとんどお金がかかっていません(笑)。でも今ではもらえないモノや、お金では買えないものもたくさんあるので、これからも大切に保管したり並べて眺めたりしていこうと思います。

最近はようやくオトナになったせいか、あまり図々しく「コレ下さい」って言えなくなってきてるのですが、やっぱり普通に売っている商品よりあちこちから拾ってくるモノの方が魅力を感じてしまうんだな。
そんなわけで、またたまってきたら報告したいと思います。

以上、ツチヤコレクションでした!

あなたの三菱コレクション大募集!!

珍アイテム、おもしろアイテムなんでもOK!

ツチヤに負けない三菱マニアっぷりを披露してください☆
採用された方のコレクションは、ツチヤコラムで発表させていただきます。
コラムやエボマガへの意見やコメントもお待ちしています!

デジカメやケータイで撮ったコレクションの写真を、エピソードやコメントとともに、エボマガWEBの「エボトーーク!」に投稿のページ、もしくは下記アドレスまでどんどんお寄せ下さい!

toukou@evo-magazine.com
(件名に、「コラム投稿」と記載していただいて、お名前、ハンドルネーム、住所をお忘れなく)

みなさんの投稿、お待ちしております!!

おまけ。近所の桜が満開を迎えました。というかちょっと散りはじめてます。

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土屋光司

土屋光司
Tsuchiya Koji
ランエボマガジン編集部員

昭和60年5月29日生まれのO型。福島県出身。地元の工業高校を卒業後、愛知県岡崎市にあった三菱自動車整備専門学校へ入学。2級整備士の資格を取得後上京し、三菱ふそうのディーラーへメカニックとして入社。営業職も経験し、2010年6月にランエボマガジン編集部へ。小学生の頃ハマっていたミニ四駆の大会でもらった景品が偶然エボⅢのプラモデルで、一番最初に覚えた車種。それから徐々にエボ&三菱好きに。三菱整備学校へ進学を決める時はリコール問題まっただ中で、高校の校長先生から「こんな時に三菱に行きたいとは、何を考えているんだ!」と怒られて、悔しくて悔しくてしょうがなかったことが忘れられない。現在はとにかく仕事の上達を目指し、あこがれのエボを手に入れるために奮闘中だ。

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